一般外科 概要
- 一般外科では鼠径ヘルニア・腹壁瘢痕ヘルニア・痔核・虫垂炎・粉瘤・外傷など診察・治療行っています。ただし頭部の外傷に関しては当院脳神経外科専門医が勤務していないため近隣の病院に紹介いたします。
鼠径ヘルニアは手術治療を行います。小児は腹膜鞘状突起がという腹膜の袋が残るために発症し残っている袋を切り取る手術を行います。成人の鼠径ヘルニアは腹部の組織が弱くなるために発症し、補強するために人工材料のメッシュを使います。成人の手術では傷が小さく、神経損傷なども少ない腹腔鏡を用いた手術を積極的に行っています。
痔核に対しては薬に使った治療・硬化療法(ジオン)を中心に行い、必要に応じて従来から行われている結紮手術を行っています。硬化療法とは、血のこぶに注射し固めて治す方法で、術後の痛みや症状がほとんど無く、短期間で退院可能です。
虫垂炎は基本的には腹腔鏡で手術を行っています。腹腔鏡で行う利点は、カメラでお腹の中を広く観察でき、広い範囲お腹の中を洗うことができる・一つ一つの傷が小さいく感染に強いなどがあります。
- 一般外科 手術件数(2010年度)
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